レジェンド・オブ・ルーンテラ(LoR)は『リーグ・オブ・レジェンド』の世界観をベースにしたデジタルカードゲームで2020年5月1日にリリースを開始しています。
オープンβはPC版のみでしたが,今回の正式リリースと共にスマートフォンなどで遊べるモバイル版もリリースされました。
今回,モバイル版があわせてリリースされたこともあり,この機会にLoRを始めてみようと考えている人は少なくないと思います。
今回はLoRのゲームシステムや特徴について紹介していきたいと思います。
基本ルール
『LoR』は、これまでのカードゲームとは大きく異なるゲームシステムを採用しています。
基本はオーソドックスなカードゲームのように1ターンずつ交互にプレイを行っていくゲームには変わりありません。
しかし、LoRは相手の攻撃ターンにカードをプレイできる点が非常に特徴的です。
相手が攻撃を仕掛けてきたら、ブロッカーを配置してライフを守らせたり、スペルを使用して妨害することが可能です。
カードをプレイするには、カードに記載されているマナコストを支払う必要があります。
マナは1ターンに1度増え、最大10マナとなります。
ターンの中で余ったマナは最大3つまで「スペルマナ」に変換され、次のラウンドに持ち越されます。
ここが、今までにない非常に新しい特徴で戦略を必要とするところでもあります。

LoRはユニット同士を戦わせる「戦闘エリア」とユニットを出す「場」に分かれています。
手札からユニットを出したときには、一度「場」に置かれ、攻撃をするときに「戦闘エリア」へ移動させて攻撃します。
攻撃するときは、左から順番に攻撃するため、場合によっては順番も戦闘に影響してきます。
地域を選んでデッキを構築
デッキは40枚で編成され、カードにはそれぞれ「地域」が設定されており、全部で6つの地域があります。
デッキには6つの地域のうち2つを選択して合計40枚のカードでデッキを組み対戦します。
ゲームの勝利条件はネクサスとよばれるライフポイント(HP)を0にすることができれば勝利です。
金枠はチャンピオンカード

RoLには本家「リーグ・オブ・レジェンド」でもお馴染みのキャラがチャンピオンカードとして登場します。
チャンピオンカードはデッキに6枚だけ入れることができる非常に強力なカードです。
普通のユニットカードとは異なり条件を満たすとレベルアップし、さらに強力になります。(右がレベルアップ後のカード)
レベルアップ条件はそれぞれのカードで異なっており、一枚で一発逆転も可能もとなっています。
上の図のダリウスのオーバーパワーは敵ブロッカーの体力を攻撃力が上回っていた分だけ、相手のHPにダメージを与えることができるというものです。
敵を倒しつつ、相手のライフを一気に削ることが可能なので非常に強力です。
ユニットカードの能力には以下のようなものがあります。(一部を紹介)
相手のブロッカーに与えたダメージの超過分を相手ネクサスに与える。
与えたダメージ分、自分のネクサスを回復する。
アタック時に相手ブロッカーよりも先に攻撃する。そのアタックで相手ブロッカーを倒した場合、反撃を受けない。
クイックアタックの上位互換。アタック時に相手ブロッカーより先に攻撃した後、再度もう一度アタックを行う。
アタック時に相手のブロッカーを指定できる。
攻撃力2以下のユニットにブロックされない。
イルーシブを持つユニット以外にブロックされない。
スペルカードはそれぞれ使用できるタイミングがある

スペルカードに関しては、3種類に分類されます。
任意のタイミングで発動可能です。単体除去や単体ダメージスペルは基本的にこれに該当します。
任意のタイミングで発動可能かつ、手札からプレイした時に相手にターンが渡らないカードでもあります。ドローや、1~2体へのバフは一般的にバーストスペルです。
アタック時に発動できないスペルで、相手のスペルに対して発動することもできません。ユニットの召喚や強力な全体除去、味方全体へのバフはスロウスペルに該当することが多いです。
『LoR』主な要素をひとまとめ
- HP(ネクサス)は最大20
先に相手のHPの値を0にしたプレイヤーの勝利です。ユニットで攻撃するほか、HPを直接攻撃するスペルも存在します。 - 場に出せるユニット数は最大6体
アタック時は攻撃させるユニットを選択したのち、一斉に実行されます。選択順(左端)からダメージを与えるので、順番も重要になってきます。 - マナジェム蓄積数は最大10個
「マナジェム」とは、ターンが進むにつれて増加していく“カードを使用するためのポイント”です。ターン毎に増加数自体も増え、使用しなかったマナジェムはスペル用に3個までストックされていきます。上手く調整することで、防御時にも行動数で上回ることができます。
まとめ
レジェンドオブルーンテラは今までのカードゲームにないようなカードシステムを採用しております。
ゲームになれるまでは、非常に難しいゲームだと思いますが一度やってしまえばこれほど読みあいの激しいゲームはないと思います。
一度インストールしてみてはいかがでしょうか。