はじめに

「株」を始めて、お金持ちになりたい! でも「株式投資って難しそう……」とためらう株初心者も多いのではないでしょうか?
それは、「投資」に関して、みなさんが何の知識を持ち合わせていないからだと思います。
日本の義務教育の中で、「投資」に関して教えてもらった記憶がありますでしょうか。
私はありません。
お金には4つの使い道に分類されるといわれています。
- 消費
- 貯金
- 寄付
- 投資
「消費」に関しては、洋服を買ったリや食事をしたりすることでお金を使うことです。
「貯金」はみなさんが生活するためにお金を貯めることです。
この2つに関しては、お金の使い道がはっきりしているため、なんの疑問も持たないと思います。
では「寄付」や「投資」はどうでしょうか。寄付したお金はどこに使われているのか?
「投資」も同じです。お金の流れが想像しにくいため、投資に興味ももてない、怖くて手が出せないという状態になってしまうのです。
まずは投資に関する知識を付けることが大切です。
投資は、よく中長期投資などと言われます。
そのため、数年単位の長いスパンで見ることが多いです。
長いスパンで見なければいけないと言うわけではないのですが、短いスパンで企業
の価値がすぐに反映されることが少ないので、比較的長期の視点が必要になってきます。
そもそも株式とは?

そもそも株式とは何でしょうか。
株(株式)とは、株主から集めた資金に対して発行する証書のことです。
投資家は資金を提供したことで、会社が利益を上げたときに、その一部を受け取る権利をもらいます。
株式投資をするメリット
- 売却益
株を安く買って高く売ることで得る利益です。
値上がりしそうな銘柄を探すには、収益性や割安さを見ることがおすすめです。 - 配当金
企業が利益の一部を株主に分配するものです。
配当利回りに注目すると、株価に対してどれくらいの配当金を出しているのか判断できます。 - 株主優待
企業が自社製品や優待券などを株主に提供するもので、内容は企業によって多種多様です。
株式取引が行われる場所
株式の取引が行われる場所は証券取引所という場所で行われます。
日本では、株式会社が約170万社あるといわれています。
しかし、そのすべての会社の株式が、証券取引所で売買されているわけではありません。
証券取引所で売買される株式のことを、上場(じょうじょう)株式といいます。
株式を証券取引所に上場している会社を、上場会社といいます。
ニュースなどでよく耳にする「一部上場」や「ジャスダック銘柄」などという名前。
就活生ならば「上場企業」というカテゴライズで企業選びをすることもあると思います。
東証一部は、行ってみれば、日本で一番「上場が難しい」と言える市場です。
一部上場企業は優良企業の証ということでもあります。
株価の決まり方

株価はどのようにして決まっているのでしょうか。
株価(株式の値段)は基本的に買いたい人(需要(じゅよう))と売りたい人(供給(きょうきゅう))のバランスによって決まります。
つまり、需要である「買い」が供給である「売り」より多ければ株価が上がり、供給(売り)が需要(買い)を上回れば株価は下がります。
まとめ

今回は株式とは、株価の決まり方などについて解説しました。
最近では、半沢直樹のドラマも再開して、株価の取引に関して興味を持たれた方もいるかもしれません。
いずれにしても、投資を始めるにあたって、投資に対する知識をまず持つことが大切です。
