投資でやってはいけない”NG項目

①生活費を切り崩して無理に投資を行う
これは絶対に行ってはいけません。
NISAにかかわらず、投資全般的に言うことができることですが、「生活費」と「投資の資金」は基本に分ける必要があります。
例えば、大卒で基本給20万円をもらっていたとします。
食費や家賃、光熱費、税金を差し引くと、手元に残るのは多くても10万くらいだと思います。
投資の格言に「命金(いのちがね)には手をつけるな」というのがあります。
日々暮らしていくのに必要な生活費まで投資にまわしてしまうと、投資に失敗してお金が減ったら、即、路頭に迷ってしまう、という意味です。
仮に、なんとかぎりぎりで生活できたとしても、臨時出費が発生したら、とたんに対処できなくなってしまいます。
家計が赤字だったり、貯蓄がまったくなかったりする場合は、家計を赤字から黒字にし、生活費の6カ月~1年分の預貯金を用意することを優先しましょう。
そうすれば、投資で多少失敗しても、とりあえずの生活には困りませんし、万が一、ケガや病気をしたり、リストラされたりした場合でも、次のアクションを取りやすくなります。
②株価が暴落してもあわてて売ってはいけない
万が一、20年後に暴落があったら、つみたてNISAの資産は売らずに運用を続けましょう。
つみたてNISAの資産は、20年経過後に課税口座に移され、それ以降の運用益に関しては非課税ではなくなってしまいますが、運用しつづけることはできます。
ちろん、課税口座に移されたあとで売っても、移される前までの値上がり分は非課税のままです。あとは頃合いを見計らって、値を戻したところで売ればいいのです。
③リスクを恐れて投資をしない
今はお金を銀行に預けても、ほぼ利息のつかない時代です。
そこで、お金を増やすには、少額でもいいので投資をスタートさせることが大切です。
「つみたてNISA」など、20年間の間は非課税で運用できる制度もあります。
投資をしないことは、お金は減らないですが、時間が刻々と過ぎていきます。
自分のリスク許容度を把握し、そのリスクを取る。
多少怪我をすることはあるかもしれませんが、なにごとも、怪我やミスをしないで上達することはありません。
さいごに
最近では、Tポイントなどポイントで始めることができるものも増えています。
実際のお金で始めるのが怖いという人は、まずはTポイントなど、ためたポイントなどで初めてみてはいかがでしょうか。